Happy Wife, Happy Life

4人育児中のママのブログ。自分の実際に体験したことを記事に綴ってます。

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子どもの上腕骨の骨折。手術と入院。

先日、小学生4年生の娘が腕を骨折しました。

 

学校から怪我の連絡

平日の午後、学校から怪我の連絡があり、迎えに行きました。腕は腫れているけれど、怪我をした状況的に、そんなに大怪我ではなくて打ち身かなと思っていたのですが、本人はかなり辛くて痛そう。

整形外科に連れていってレントゲンで確認したら、なんと上腕骨が折れていました。

 

整形外科を受診

レントゲン写真を見ると、ヒビではなく、素人目でも分かるくらい、ポキっと折れていました。

お医者さんの見解では、

骨がずれている、そのままでも自然とくっつくとは思うけど、手術の可能性もあるかも、でも子どもの骨は成長が早いからあまり手術になるケースは少ないけど。いずれにせよ、地域の大きい総合病院に紹介状出すから、そこで受診してください。

 

とのことでした。手術という言葉を聞いて、不安とショックでしくしく泣き始める娘。親の私もショックを受けましたが、本人が泣いているのに親の私が弱気になるわけにもいかないので、なだめながら家に帰りました。

 

総合病院の整形外科を受診

そして、翌日、朝一番に、地域の総合病院を受診しました。その日は夫が娘に付き添って病院に行き、私は末っ子(1歳)とドキドキしながら受診の結果を待っていたのですが、

 

「今日手術、一泊入院」

 

と夫からメッセージが。

小児整形外科が専門の医師の話によると、

 

手術した方が、早くきれいに治るし、今の痛みがなくなる。

手術しなくても骨はくっつくと思うが、その場合くっつくまでの間今の痛みが継続するし、将来的に腕の長さが短くなる可能性がある。

手術ではワイヤーを入れる。全身麻酔の手術で一泊入院。後日骨がくっ付いたら、またワイヤーを取り出す手術をするので、その時も一泊入院。

退院翌日には学校に行ってOK

 

という説明でした。

初めての入院と手術

うちには子どもが4人いますが、基本的にみんな健康で大きな病気をしたこともなく、入院した経験もありませんでした。こんな大怪我をしたのは初めてで、突然の出来事にうろたえました。



先生は手術した方がいいと言っているけど、昨日骨折したことが判明して、今日いきなり数時間後に全身麻酔で手術とは、心の準備もありません。

本当に手術した方がよいのだろうか、手術にもリスクはあるのではと少しだけ悩みましたが、手術しなくて万が一腕が短くなったらその方が辛いし、ワイヤーだって後日取り出すなら金属を身体に入れっぱなしではないからまぁ仕方ないか、と手術をお願いすることにしました。

 

朝9時に受診して、手術が決まり、早速手術の準備に入りました。血液検査、レントゲン、心電図、尿検査、コロナ検査など。全身麻酔をするので、飲食も禁止です。

 

付き添い入院

夫と交代して、私が娘に付き添うことにしました。尿検査やトイレの介助も、同性の私がやった方が良いです。夫は帰宅して、その日は残り3人の下の子たちのお世話をすることになりました。一泊入院で、親の付き添いは任意だったのですが、娘が手術を不安がっていたし、私がそばにいた方が精神的に落ち着くだろうと感じたので、私も付き添い入院しました。

 

午後の3時ごろに手術室に向かいました。私自身も手術の経験はなく、手術室に行くのも初めての経験です。医療系のドラマで見るような空間が目の前に広がりました。娘は不安で泣きじゃくりながら手術室に入っていきました。お医者さんや医療スタッフ、看護師たちが6人くらい待ち構えています。

 



手術室に流れるYOASOBI

手術室には、たまたま看護師さんのスマホからBGMで YOASOBIのアイドルが流れていました。私は娘の緊張を和らげようと、「ほら、YOASOBIのアイドルの曲が流れてるよ。あなたYOASOBIが好きでしょ」と言うと、看護師さんがスマホを手術台で横たわる娘の耳元に持ってきてくれました。「この曲好きなの?推しの子のアニメも見てる?」と看護師さんに聞かれると、ずっと泣きっぱなしだった娘は一瞬冷静になって「ううん、アニメは見てないの」と答えてました。笑  

私が手を握っているうちに、あっという間に麻酔が効いて娘は寝たので、私は手術室を退出しました。

 

手術成功。

2時間ほどで手術は終わり、娘を迎えに行きました。ベッドで酸素マスクをつけて、まだ麻酔でぐっすり寝ている娘は、なんとも弱々しく見えて、ショックでした。

でもその後、徐々に目を覚ましました。手術後4時間くらいは、うっすら目を開けて少し話すけど、まだ眠くて仕方ないという様子で再び寝る、を繰り返していました。

夜になり、ようやく目を覚ました娘は、13時間ぶりの食事を食べました。その日は朝ごはんを食べたきり、手術のため飲食禁止だったので、久しぶりの食事は嬉しそうでした。

 

手術して、腕の痛みが軽減されて良かった

骨にワイヤーを入れたことで、だいぶ痛みが軽くなり、

「手術は怖かったけど、できてよかった。今は痛みがほとんどなくなった」

と本人が言っていたので、心底ホッとしました。

一応痛み止めのカロナールが処方されて、手術後3日間くらいは飲んでいたのですが、今は痛み止めを飲まなくても平気なくらい調子が良いそうです。

手術する前は、夜に「お母さん、腕が痛い。」と泣いて起きてしまうこともあったので、お医者さんの言う通り手術して良かったと感じました。手術しなくてもじきに骨はくっつくでしょうが、それまでのQOLが全く違います。片腕が使えなくて不便ではありますが、今は元通り学校に通って勉強したり読書したりしている娘を見ると、安心します。

 

生活が一変しました。

 

娘の腕が骨折したことで、我が家の生活は大きく変化しました。我が家は下に6歳、4歳、1歳の子どもたちがいるので、その子たちのお世話にプラスして、10歳の長女の介助も始まった、という感じです。怪我をする前は、娘に家のことをちょっと手伝ってもらう場面もあったのですが、今はそれも頼めない感じです。

とはいえ、主に介助するのはお風呂や着替えがメインです。数日たって、私も要領をつかめてきた気がします。

 

突然の怪我、入院と手術という大イベントを終えて、本人も家族も大きなストレスを受けたので、普段しないゲームを解禁したり、意識的にストレス発散して、気持ちをゆるめる工夫をしました。

まだワイヤーを抜く手術が残っているので気がかりはありますが、その日その日のやることに取り組んで無理せずに過ごしていきたいです。

 

つい先日に、元気に山登りに行ったのに、人生突然何があるか分からないものですね。春には元気になって、またどこか登りに行こうねと話しています。

 

 

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