我が家には4人子どもがいます。9歳、6歳、4歳、1歳です。
4歳の息子は、まだアンパンマンが大好きです。上の子は3歳くらいでアンパンマン卒業したのですが、この子はまだ好きが続いてます。
我が家の子どもたち、就寝時間になっても「まだ遊んでたい」「本読みたい」など、なかなか寝ようとしないことが多いです。しかし夜更かしさせるわけにもいかないので、時間になったら部屋の電気は消してしまいます。そうすると、暗闇の中で「ママ、何かお話して」と言ってきます。
ちなみに我が家の4人の子どもたち、川の字で寝ています。1番上の子はそろそろ別に部屋で一人で寝てもいいんじゃない、と促しているのですが、一人では寂しいから嫌と一緒に寝てます。川の字の布陣としては、ママの両隣に4歳と1歳。別の布団に9歳と6歳です。
暗闇の中で本を読むわけにもいかないので、即興で何か私がお話をします。
その場ですごく適当に物語を即興で語ります。
最近は4歳の息子のリクエストで「アンパンマン」のお話をすることが多いです。
アンパンマンは子育て中たくさん絵本も紙芝居も読んでアニメも見てきたので(4人育児なので幼児の子育て期間が他の人より長い)、アンパンマンや主要キャラの定番セリフも染み付いているのです。「だれか困っている人はいないかな〜?」「やめるんだバイキンマン」「でたなお邪魔虫」「アンパンマン新しい顔よ!」etc ... アンパンマンの基本的なストーリーの型も把握しているので、なんとなく物語がその場で作れます。
自分で思いつくままにしゃべっていて、いい感じにお話にオチがついて終わると、達成感があります。笑 4歳のむすこはもちろん、上の子も結構楽しそうに聞いてます。9歳は、「カツ丼マンの一人称はオイラじゃなくてミーだよ。」等、細かい訂正を入れてきます。
しかし、子どもは1話では寝ずに、「今度はポッポちゃんも出てくるお話にして」「てんどんまんも」など、色んなリクエストが続きます。話を続けると、そのうち寝ますが。。。
アンパンマンの即興ストーリーを創作できる、は子育て中に磨かれた高スキルだと思うんだけど、どっかで活かされないかな。アニメ会社の人に雇ってもらうくらいしか思いつかない。子どもたちが散々見てるアンパンマンやドラえもんなら、二次創作を上手にできそうな気がするんだけど。笑
まぁこの高スキルはたぶんお金にはならないけど、子どもたちが嬉しそうに聞いてるのでそれでよしということで。
アンパンマンの原作の第一作目は、旅人や子どもなど人間が登場して、アンパンマンが顔をあげて助けてあげます。顔が全くなくなったアンパンマンなど、ちょっと怖い絵面もありますが、大人の自分の心にも響くものがあります。作者のやなせたかしさんのメッセージ性を感じます。