我が家の子供たちは幼稚園に通っています。
保育園が増えている昨今、幼稚園の存続はなかなか厳しいようで、我が子が通う幼稚園は定員割れしています。
もともと、一学年ひとクラスの小規模園なのですが、我が子の学年は10人程度しか園児がいません。
クラスが小規模であることに対して、メリットとデメリットはあるのですが、親目線では実は良いことの方が多いと感じています。
最大の良い点は、「先生の目が子どもによく行き届いていること」です。
ちなみに昔、第一子の時は、ひとクラスの園児が25人で、先生は2名でした。
25人クラスを先生1人でみている幼稚園もあるので、それに比べれば十分手厚いのですが、やはり園児25人を大人2人でみるのは結構大変そうだなぁと、保育参観で見ていて感じました。
現在、下の子が在籍するクラスは、園児が10人に先生が2人。
子どもたちによく目が行き届いて、ゆったり保育している感じがします。
幼稚園の経営としてはかなり厳しいのでしょうが、親目線では正直手厚く見てもらえて本当にありがたいなぁーと感じています。本人も幼稚園が大好きで毎日楽しく通っています。
ふと気になり、厚生労働省のサイトで調べてみたら、驚きました。
幼稚園の職員配置数〕
1学級あたり専任教諭1人
(1学級の幼児数は、35人以下が原則)
0歳児 | 児童3人につき1人 |
1、2歳児 | 児童6人につき1人 |
3歳児 | 児童20人につき1人 |
4、5歳児 | 児童30人につき1人 |
幼稚園の場合、35人に先生一人でもオッケーらしいです!
幼稚園って、一番小さい子は3歳児ですよね。3歳児35人に大人が1人?絶対無理でしょ!と、3歳児の育児に現在奮闘している私は強く感じます(^_^;) 保育の質云々ではなく、安全や危機管理の面で心配になるレベルです。
こどもの年齢が小さければ小さいほど、保育者の目は多い方がいいです。幼稚園も保育園も、更には小学校も、もっとひとクラスの子どもの数を減らして先生の数は増やしてほしいと願います。
これはやっぱり政治が扱うべき問題なんでしょうね。少人数教育の実現のために予算を割いて欲しいです。