3人の子どもたちを観察していて感じること。
すぐに飽きるおもちゃと、ずっと長く遊び続けているおもちゃの2種類があることに気付きました。
すぐ遊ばなくなったおもちゃ
例1:戦隊モノのオモチャ。
その番組が大好きだったので、しばらく毎日遊んでいたのですが、そのうち飽きたのか遊ばなくなりました。遊びのパターンがワンパターンになるからか?
例2: 動くウサギさん
スイッチを入れると動くウサギのぬいぐるみ。可愛いから欲しい〜と、娘の誕生日プレゼントリクエストで買ったのですが、弟たちに壊されそうで、クローゼット入りに。。。
比較的すぐ遊ばなくなったおもちゃの特徴として、「遊び方が決まっている」ことが挙げられると思います。
ずっと遊び続けているおもちゃ。
反対に、ずっと遊び続けているオモチャを挙げてみます。
廃材で工作。
息子の幼稚園では、家庭から廃材を集めていて、園児たちは自由時間に工作をしています。
うちの息子は工作が大好きなので、毎日のように色々な作品を持ち帰ります。
空のティッシュ箱も、キッチンペーパーの芯も、なんでも工作の材料になります。
おままごとの食べ物も自分で作って、何かに見たたてて遊んでいます。
「ママ、ケーキあげる」「おにぎりあげるね」など、自由な発想力で楽しんでいます。
画用紙に何か描く。
幼稚園の息子はお絵かきが好きです。小学一年生の娘は、漫画や小説などを画用紙で書いています。紙と鉛筆(クレヨンなど)があれば、自由な想像力で頭の中のイメージを紙に描いていきます。
粘土で何か作る。
粘土で何か作るのも好きみたいです。立体的な作品を楽しそうに作ります。粘土は管理や片付けが大変なので、親の余裕のあるとき限定で遊ばせています。
ブロック
ぺたぺたブロック。トゲトゲをくっつけて色んな作品を作ることができます。レゴと似ていますが、レゴよりも接着の仕方の自由度が高いです。また、レゴより柔らかい素材なので、間違って踏んづけてもそんなに痛くないです。ツボ押しみたいに気持ちいいかも。(笑) また、子供が投げてもあまり危険でないところが親目線では気に入ってます。
下の作品は娘が作った車。花びらみたいな丸いパーツが車輪になります。
ソフィアちゃんのおうち作り。
面白いことに、ペタペタブロックを食べ物に見立てておままごとしていることも多いです。親としては、おままごとセットで食べ物を用意した方がいいのかな、と思っていたのですが、子どもはブロックを「クッキー」「お野菜」などと見た立てて自由な発想で遊んでいるのです。
うちで持っているのは下の商品です。色合いが優しくて気に入ってます。
マグネットタイル
平面のタイル同士でくっつけて、おうちやお城などを作っています。
親指サイズの人形のおうちになってます。
以上、お絵かきや工作やブロックなど、非常にオーソドックスな遊びですが、意外とこどもはこういう遊びをずっと楽しそうにやっていることに気付きました。
まとめ
すぐに飽きないおもちゃの特徴として、
●こどもの想像力の余地がある。
●こどもが遊びを作る。(受け身というより能動的な営み)
ということが挙げられると思います。
いわゆる既製品のオモチャが決してダメというわけではなく、そういうオモチャも子どもが欲しがっていたら、買ってもらって満足する経験も人生で大切なことです。
でも、お絵かき工作などの昔ながらの遊びも、実は子どもは楽しそうに取り組んでいます。子どもの作品を見て、その子の発想の自由さや豊かさを知ることができます。
最近、企業の広告で、"TVゲームはこどもが「遊ばれて」いる。本来の遊びと違う。"というメッセージを見かけました。私はアニメやゲームも好きな大人なので、ゲームはゲームの良さもあると思っていますが、このメッセージの主張も一理あるなと感じています。子どもの想像力で遊びを創る行為というのは、成長の過程できっと大切なことなのでしょう。
以上、子育てしていて最近気づいた&考えたことをまとめてみました。