横浜市歴史博物館に子連れで行ってきた体験談です。
私自身が美術館と博物館が好きなので、子連れで出かける機会も増えてきました。
横浜市歴史博物館に子連れお出かけ。
横浜市都筑区にあります。最寄り駅は都営地下鉄のセンター北駅、徒歩5分です。駐車場もあります。
博物館で学びもできて、隣りの敷地の公園では古墳や竪穴式住居も見ることができます。古代史の勉強につながって良いです。
⚫︎第一印象はすごく立派な博物館と感じました。エントランスが立派!
⚫︎スタッフさんが多くて、どの人も丁寧に応対してくださる印象でした。
⚫︎中の展示や施設も綺麗。古代から近現代までの日本の歴史の展示がありました。
⚫︎体験学習室での勾玉つくり、あじろ編みのカゴ作り体験に小学生の子どもたちが参加しました。
こちらはショップで材料を購入すると、館内のスタッフさんが作り方を無料で教えてくださるという内容。
材料は1個のキットで400円と、良心的な価格です。
制作時間は1時間半ほどかかりました。
体験教室は主に休日しか開催していないそうですが、ショップで材料を購入して、自宅で動画を見て制作することも可能だそうです。ショップも館内だけではなくて、オンライン販売も対応されているらしいです。
勾玉つくり体験。
今回小学生の子ども2人が、それぞれ勾玉と網代編みを体験しました。勾玉は、完成するとアクセサリーやキーホルダーにできます。
キットを開封したところ。白のかっ石と、かみやすり、紐などが入っています。
地道に石を削って、勾玉の形にします。
紐を通す穴を、錐で開けています。職員さんに手伝ってもらってます。
勾玉の制作作業は、基本的にひたすら紙やすりで石を削っていくという、根気が必要な作業です。でも、かっ石という柔らかくて加工しやすい石です。
あじろ編みの小物入れ。
そしてこちらは、あじろ編みの体験。ペーパーでできているバンドを手順通りに編んでいって、カゴを完成させます。
紙バンドを手順通りに隙間なく並べていきます。
途中に紙紐も使って、形を整えていきます。
あじろ編みの方は、手順通りに取り組む必要があるので、頭を使う作業でした。うちの子は普段から工作や折り紙が大好きな子なので、途中から編み方も覚えて自分でも頑張って作っていました。
もの作りが好きなお子さんだったら、きっと楽しめる内容だと思います。
展示。
中の展示も、子どもでも分かりやすく興味が持てるように工夫されていると感じました。小学生くらいからオススメです。
竪穴式住居
隣の敷地の公園では竪穴式住居も見学できます。
竪穴式住居は、私は初めて見学して改めてびっくりしたのですが、地面を掘って家ができているんですね…!
壁を作るよりも、土を掘って地下の壁状にした方が技術的に簡単だったからなのかな。実際におうちの中に入ると、ひんやり湿っていて、カビ臭いなーと感じました。
家の中から撮った写真です。薄暗いです。
古民家に行った時も感じたのですが、現代人の住居はなんて快適なのだろう、、と思います。この環境では、古代人の平均寿命も短いだろうし、衣食住を確保して生きることは過酷だったことでしょう。科学や文明の発達の恩恵を日々受けていることを改めて感じたのでした。
公園は芝生も広いので、子連れにはおすすめのスポットでした。また機会あれば訪問したいです。