GW明け、疲れがドーっと出る主婦の私。4人育児は多忙である。
思春期入りかけの長女、小学校という新しい環境にストレスを感じる長男、まだ目が離せない活発な次男、風邪っぴきの末っ子一歳児、、、
4人ともかわいい。でも子育てはやっぱり大変。でも可愛い、、。でも大変。。。のエンドレスな繰り返しの日々。
家の中にいると、やらなきゃいけないことで頭がぐるぐる。子どもの所業にイライラすることもしばしば。意識的に心のスイッチを切り替えないと自分が持たない。
今日、気分転換にアマプラを観た。映画もドラマも久しく観ていない。短時間で、気持ちがほっこり癒される作品はないかしら、と探して選んだのはこちら。
「あたしンち」
思い起こせば、小中学生の頃、実家で読売新聞を購読していて、週に一回この漫画を読んでたなぁと思い出す。半魚人みたいなインパクトのあるビジュアルのお母さんと、柑橘系の名前の姉弟と、無口でメガネのお父さんの家族を描いた、日常系のほのぼの漫画。
子どもの頃は、高校生の娘のみかんの視点で原作マンガを読んでた気がする。でも、4児の母になった今、このアニメを観ると、圧倒的なお母さんの存在感に気付かされる。
このお母さん、本当にサイコーだ。
育児で疲れた私は、あたしンちのお母さんの一挙一動に、ゲラゲラ笑って楽しんだ。
大雑把な割には、妙に細かいことを気にしたり。子どもたちや夫を大切に思ってるけど、実際の行動はハチャメチャだったり。料理が下手だったり。完璧な主婦とは程遠い、なんか抜けてるけど憎めない面白いお母さんなのである。
母親かくあるべし、のメッセージで溢れているように感じる、どこか息苦しい日本社会。
あたしンちのお母さんの存在は、母親になった私に、肩の力を抜かせる癒しのキャラクターになった。