前回の記事で、第3子を出産後、3人育児で忙しかったこともあり、心身が不調になったことを書きました。
その後、家族やこどもたちのためにも、なんとしても回復しなくては!と色々と試行錯誤ををしました。
血液検査で栄養不足が発覚
先日、病院で血液検査をしました。
病院を受診した理由は、アレルギー性鼻炎が酷かったからなのですが、問診しているうちに、身体がだるいなどの不調の話をしたら、念のため血液検査もしてみましょうか、ということになりました。
そして、血液検査の結果ですが、
・鉄不足が深刻
・ビタミンDやビタミンEが不足
・コレステロールが低すぎる
・亜鉛の数値も低すぎる
という結果でした。
鉄不足に関しては、妊娠中に必須の血液検査でのヘモグロビンの数値では過去3回の妊娠ではちゃんとクリアしていました。立ちくらみなどの症状もなかったので、自分が鉄不足になっている自覚はほとんどありませんでした。
しかし、今回の検査で、貯蔵鉄の数値であるフェリチンは16しかなくて、深刻な鉄不足な状態であることが判明しました。
精神科医の方が書いている2冊の本を読んで、とても参考になったので以下に紹介します。
健康診断で貧血を判断するときは血液中のヘモグロビン値をみると思いますが、本当に鉄不足かどうかを知るためには、フェリチン値を測る必要があります。 フェリチンとは鉄と結合しているタンパク質の一つです。体の組織の細胞質に存在していて、フェリチン値はその人が維持する鉄の量を表します。たとえるなら、ヘモグロビン値は財布のお金、フェリチン値は貯金と考えればわかりやすいでしょう。当院でうつ・パニック障害の症状を訴える女性の多くは、このフェリチン値が著しく低いのです。
(藤川徳美「うつ消しごはん」第1章うつ消しごはんー女性は鉄をどんどん摂りなさいーより
私はまさしくフェリチン値が低い、栄養失調型うつの傾向が高そうであることに気づきました。というわけで、本でお勧めされていたサプリメントを早速飲み始めました。
サプリメントを飲み始めてまだ3週間ほどなのですが、以前よりは調子が良くなったような気がします。効果が出るまで2−3ヶ月ほどはかかるそうなので(薬と違ってサプリは効果が出るまで時間がかかるそうです)、また改めて時期を見て経過を報告する記事を書きたいと思います。
あともう一冊の本。こちらはマンガが入っているので読みやすいです。
栄養失調型うつについて、下記の6タイプに分類しています。
1、Bタンパク欠乏うつ
2、コレステロール欠乏うつ
3、鉄欠乏うつ
4、亜鉛欠乏うつ
5、マグネシウム欠乏うつ
6、ビタミンD欠乏うつ
巻末に血液検査の数値の見方についてかなり詳しく説明されているので参考になります。
私の場合、ビタミンB とD、コレステロール、鉄、亜鉛と、ほとんど全ての項目が低くて、赤信号の状態でした。
こちらの本では、お勧めのレシピが紹介されています。とはいえ、食事だけでは必要な栄養を摂るのは困難そうです。(例えば、ほうれん草に含まれている鉄分は少ないので、ほうれん草をたくさん食べても鉄不足解消は難しいそうです)
そのため、前述したサプリメントを飲んでいます。
サプリメントは楽天のi herbというサイトが便利でした。種類も多くて、他の通販サイトより価格も安いと感じました。サプリは海外から直送されて、注文後4日くらいで届きました。
私の場合、過去7年間で、3人の子どもたちを出産、授乳してきたことにより、徐々に栄養がこどもたちに取られてしまい、私自身が栄養不足状態になったのだと思います。
出産後、なんとなく心身が不調だという方は、まず病院で血液検査を受けてみて、
必要だったら栄養療法を始めることをお勧めします!