星の数

星の数

アメリカ生活、旅行、育児の日記

SPONSORED LINK

元アーミッシュの男と出会う旅 ー 私がアーミッシュに興味を持った理由

アーミッシュという人たちを知っていますか?

 

アーミッシュ(英語: Amish[1]、ドイツ語: Amische[2])は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州・中西部などやカナダ・オンタリオ州などに居住するドイツ系移民(ペンシルベニア・ダッチも含まれる)の宗教集団である。
移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる。原郷はスイス、アルザス、シュワーベンなど。人口は20万人以上いるとされている。

(ウィキペディアより抜粋)

 

ペンシルヴァニア州のランカスターは、アーミッシュの集落で有名な街で、観光地化しています。私はアーミッシュに興味を持って、このランカスターへ旅行に行き、元アーミッシュの男性と出会い、たくさんの質問をしました。この時の出来事がかなり衝撃的な経験だったので、いつかブログで記事にしたいと思っていました。内容が多いので、いくつかの記事に分けて書いていこうと思います。


私がアーミッシュに興味を持ったきっかけ


私は日本にいた頃からアーミッシュに興味を持っていて、いつか一度訪れてみたいと思っていました。

私がアーミッシュの存在を初めて知ったのは、アーミッシュでの銃の乱射事件のニュースがきっかけでした。

 

 

f:id:countstars:20170812161219j:plain

Amazon CAPTCHA

 

赦しとは何か?

2006年、アメリカのペンシルヴァニア州ニッケル・マインズ近くのアーミッシュの学校で銃の乱射事件が起こりました。女生徒5人が殺され、犯人は自殺するという悲惨な事件でした。しかし驚くべきことに、アーミッシュの人たちは、その直後に殺人犯を赦し、その家族に思いやりあふれる対応をとったそうです。

 

キリスト教において「赦し」は大きなテーマですが、まさに赦しを実践したアーミッシュの人たち。

 

調べてみると、アーミッシュはものすごく独特な人達であることを知りました。車を使わずに馬車で移動するらしい。電気を使わずに自給自足の生活をしているらしい。

 

大きな興味と様々な疑問が湧いてきました。


なぜ聖書の教えから彼ら独特の生活ルールが生まれてきたんだろうか?という疑問。一体どうやって自給自足の生活をしているのだろうか、など。

 

と同時に、アーミッシュの写真集を見て、その美しい牧歌的な風景に憧れも感じました。乱射事件のエピソードから考えるに、きっと彼らの信仰は素晴らしいものなのだろう、アーミッシュのメンバーはみんな同じ信仰をもっているコミュニティのはずなので、みんなが同じ価値観を持っているのっていいな、と、日本で少数派のクリスチャンの私は感じました。

 

ここで、私自身の宗教的背景を少し書いておきます。私は、プロテスタントのクリスチャンの両親の元で生まれ育ちました。ここアメリカではキリスト教徒はマジョリティですが、日本では圧倒的にマイノリティです。現在、日本のキリスト教徒の人口は、日本の全人口の1パーセント以下と言われています。(カトリックプロテスタント、色々な教派を合わせた数字です)

 

私は小中学校の頃、ごく普通の地元の公立学校に通っていましたが、周りにクリスチャンの友人はほとんどいませんでした。キリスト教の価値観と、世の中のごくフツーの価値観の違いにギャップを感じ、「なんだか生きにくいなぁ」と思うことがありました。

私の目から見ると、みんなが同じ信仰で暮らしているというアーミッシュの世界は、そういった悩みから無縁でいいなぁと感じたわけです。(実際に元アーミッシュの人の話を伺って、そんなに単純ではないことを知りましたが)

 

また、アーミッシュの人生やライフスタイルにも魅力を感じました。
特に、今の日本は長い不況で先行き不透明だと言われて久しいですが、果たしてどんな職業を選べば食べていけるのだろうか?など、人生設計が難しいです。アーミッシュは基本的に農村生活、自給自足の生活らしいので、シンプルで選ぶ余地がなくて逆に生きやすそうだなぁと思ったわけです。(このイメージもまた間違いだったと後で知りましたが)

 

更に、大人になってから、遺品整理で大量の断捨離をしてシンプルライフの良さに目覚め、アーミッシュのシンプルなライフスタイルにも興味を持ちました。日本人でアーミッシュに興味を持つ人はこの切り口の方が多いと思いますが。

 

そんなわけで様々な疑問と期待を持って訪問したペンシルヴァニア州ランカスターでしたが、実際は想像と異なる部分がたくさんありました。


続きはまた次回に。