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4人育児中のママのブログ。自分の実際に体験したことを記事に綴ってます。

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高価なランドセルって本当に必要?3万円の安いクラリーノを選んだ理由。

我が家の第一子は来年小学一年生になります。

先日、ランドセルを購入したのでレビューします。

 

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ランドセルは祖父母が買ってくれると言ってくれた。

 

ランドセルは祖父母がプレゼントしてくれるという家庭は多いと思います。

有り難いことに、我が家も夫の親が買ってくれるという申し出がありました。

 

SNSを見ると周囲の友人は土屋鞄で購入した人が多いようでした。土屋鞄といえば、有名な工房系のランドセルです。注文後のオーダーメードの製造で、なんと一年前の4月には注文するのだそうです。遅くともGWごろには発注しないと人気の色は売り切れてしまうのだそうです。ランドセルの購入活動を、ラン活というのだとか。。。

 

試しに土屋鞄のHPで価格をチェックしてみました。

 

参考: 土屋鞄 2020年入学用のランドセル

牛革モデル税込70000円

コードバンモデル税込94000円から。

1番安いクラリーノのモデルでも税込62000円

1番お高いコードバンのつやありタイプ  税込12万円(!)

 

どうしてこんなに高価なランドセルなんでしょうか?

もちろん、一点一点職人さんが丁寧に作った鞄であるからこそ、このお値段だということは分かりますが、果たして子供にこんな高額な鞄が必要なのか?と疑問に感じます。

 

ランドセルの素材:牛革よりもクラリーノの方が実用的。

 

ランドセルを検討する際の第1のポイントとして、素材の違いが挙げられると思います。

つまり、牛革などの天然素材か、あるいはクラリーノ(人工皮革)です。

 

クラリーノは手入れが楽。

 

ランドセルは牛革よりもクラリーノの方が実用的です。

なぜなら、牛革などの場合、皮のお手入れが必要なんですよね。濡れたら布で拭き取って日陰干しにしたり、傷ついたり汚れた時はお手入れをして革のケアをしないといけない。果たして6歳の子供がそんな手入れをするのでしょうか?親の仕事が1つ増えるような気がします。

その点、クラリーノは楽です。私自身、小学校の頃はクラリーノの赤のランドセルを使っていました。手入れはほとんどしていませんでしたが、6年生まで新品のようにピカピカでした。

 

クラリーノは雨に強い。

日本は雨が多い国です。そして雨の日でも子供たちは徒歩で学校に通学をします。

スクールバスが当たり前なアメリカが懐かしいです。

雨が多い日本に住む子供たちの通学鞄として、雨に強いクラリーノの素材の方が実用的です。

 

クラリーノは軽い。

クラリーノは牛革のランドセルよりも100ー200グラム程度軽い場合が多いです。

子供の小学校の荷物は結構重いです。5時間授業の場合、平均2キロほどの教科書を持ち運ぶそうです。しかも通学は徒歩なので、鞄自体は軽い方が良いに越したことはありません。

 

牛革の風合いや馴染みの良さは通学鞄に本当に必要か?

 

クラリーノの場合、長年使っても牛革のような風合いが生まれないので味気ないと感じる親もいると思いますが、子供が皮の風合いを気にすることはほとんど無いと思われます。

子供がランドセルで気にするポイントは、色や飾りなどのデザイン性であり、素材を気にする子はまずいないでしょう。

 

また牛革の鞄は使い込むほど味わいが出る良さがあると考える親もいると思います。

例えば、野球のグローブだったら合成皮革よりも牛革のモノを選ぶ価値はあるでしょう。使えば使うほど自分の手に馴染む牛革の良さがあります。でも、小学生の子供の通学鞄に牛革はふさわしい素材なのかは疑問に感じます。

 

 

以上、クラリーノが牛革よりも優れている点をいくつか挙げましたが、

一口にクラリーノと言っても色々なブランドがあります。

 

 

どこのブランドにするか?という問題。

 

お安いランドセルとして有名なのは、ニトリが挙げられます。でも、調べてみると、意外と全て安いモデルばかりではないようです。18000円代のモデルは3色のみのカラーバリエーション。他は約3万円、4万円以上するモデルになります。

 

他にも調べたところ、有名ランドセルメーカーの型落ちモデルだと通販で2万円台で手に入りそうです。機能的には必要十分でしょうし、あくまでも価格重視でしたら楽天などの通販で購入するのも全然ありだと思います。

 

でも、せっかく祖父母がお金を出してくれていると言っているし、一応子ども本人がお店で商品を見て色を選ばせてあげたいという気持ちもあり、通販で購入するのは躊躇しました。

 

というわけで、ランドセル購入は一旦保留にしていました。

 

 

我が家が購入したのはイトーヨーカ堂ラクラクランドby協和

 

たまたま近所のイトーヨーカ堂へ夏のビーチサンダルを買いに行ったところ、隣のランドセルコーナーを見つけました。

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そこで目が留まったのは、ラクラクランド(税抜き29000円)というランドセルです。

 

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重さ1000グラムの軽量で実用的なモデルです。色も18色から選べます。

 

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こんな安くて品質は大丈夫なのかと思いますが、「ふわりい」というブランドのランドセルを製造している協和という老舗ランドセルメーカーの製品なので、品質も大丈夫そうです。

 

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万が一故障しても、6年間の保証もついているので、無料で修理が依頼できます。

 

 

店員さんに聞いてみた。

一応、店員さんに聞いてみたところ、

 

「あのー、このランドセルって他の高いランドセルと比べてどう違うんですか?

何が価格の差なんでしょうか?」

 

「基本的なランドセルの性能としてはどれも変わりません。

価格の差になるポイントとしては、飾りなどのディテールですね。例えば女の子のランドセルの場合、スワロフスキーの飾りが付いていたり、凝った刺繍があるとお値段はアップします。

あとは、他のブランドとコラボするとお値段はアップしますね。NIKEアディダスなど、ブランドのロゴが入っていると数万円高くなります」

 

 

店員さんの説明を聞いて、「もうこれを買ってもいいんじゃない?」と言う夫。

 

試しに娘に見せてみたところ、ビビッドピンクの色が気に入った様子。

ピンクといっても、かなり濃くて落ち着いた色で、汚れも目立たなそうです。

デザインもシンプルで飽きがこない感じです。

 

 

ふわりい「協和」の企業理念に共感する。

 

実は事前にインターネットで下調べをしていた時に、「ふわりい」の協和が販売している「ともだち」というモデルも気になっていました。

 

 

 

 

協和は創業60年を超える老舗ランドセルメーカーですが、高額化しているランドセルが家計への負担を増している中、全ての家庭の子供たちが安心してランドセルを背負えるように、高品質なランドセルを低価格(税込25000円)で販売しているそうです。

 

とても素晴らしい企業理念だと思います。現代の日本の子供の貧困率は7人に1人と言われています。私自身、昨今の高額化するラン活の風潮はなんだか変だと感じていたので、協和の会社の姿勢に好感を持ちました。

 

とはいえ、「ともだち」はカラーバリエーションが少なめだったので購入は迷っていたのですが、今回イトーヨーカ堂で同じ協和のラクラクランドと出会ったので、その場で購入することに決めました。

 

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肩ひもの付け根が立ち上がり、背中にぴったりフィットして背負いやすそうです。

金具のロック部分も、ワンタッチで自動的にロックされて使いやすそう。

A4フラットファイル対応しているし、肩紐に防犯ブザー用のフックも付いています。(私が子供の時はこのフックはありませんでした。時代の変化を感じます)

 

まだ6年間使ったわけではないので、使用後のレビューは出来ないのですが、機能性としては必要十分のように思えます。

 

高額なランドセルを買うよりも、差額で図書券でもプレゼントした方が良いのでは?

 

以上、色々と書きましたが、ランドセル選びは親の価値観が結構出てくる部分だと思います。上記の内容は、あくまでも1つの意見として、参考にしていただければと思います。

 

私としては、ランドセルは3万円のモデルで十分だと思うので、おじいちゃんおばあちゃんは差額の浮いた金額を図書券やギフト券などをプレゼントしてくれた方が有り難いです。

高いランドセルを買っても頭が良くなるわけではないし、その分子供が興味のある教材や本を購入した方が子供の知的活動に良い影響を与えると思います。

 

 

愛する我が子が喜んでランドセルを背負っている姿は可愛いです。今回、イトーヨーカ堂に在庫があったので、すぐにランドセルを持ち帰ることができました。娘は毎日ランドセルを見ては、「早く小学校に行きたいなー」と言っています。

身長が急激に伸びる6年間という期間、ずっと同じ鞄を使わせるランドセルという日本の文化自体どうなのよ?という意見もありますが、「うちの子のランドセル姿は可愛い」と思っている親や祖父母が存在する限り、日本のランドセル文化は無くならないような気がします。