Happy Wife, Happy Life

4人育児中のママのブログ。自分の実際に体験したことを記事に綴ってます。

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アメリカの助産院での出産体験記〜水中出産、胎盤試食など

 

昨年、私はアメリカの助産院で第二子を出産しました。その時のエピソードを紹介します。

 

言葉の違い

外国で出産というと、一番不安なのは言葉の違いだと思います。

結論から言うと、私の場合はあまり言葉の面で大変なことはありませんでした。

私の英語レベルは、日常会話は大体できる程度です。一応、病院や助産院には、無料の電話通訳サービスがあり、電話を通して日本語の通訳をお願いすることもできたのですが、医者や助産師さんの言うことは大体理解できたので、電話通訳があるとかえってコミュニケーションしにくいと感じて、2回目以降は通訳を利用しませんでした。

ただし、医療の固有名詞(例えば、黄疸という単語など)は、知らないこともあったので、分からない場合はその都度、紙にスペリングを書いてもらうようにしていました。

 

また、妊娠出産に関する単語は一応ひと通り、あらかじめ勉強しておきました。

今はインターネットがあるので、ググればすぐ調べられます。

陣痛 contraction  いきむ push  へその緒 umbilical cord

などなど。

 

私は第一子は日本で既に出産していたので、妊娠出産自体は初めての経験ではなかったことも大きかった気がします。一度全て日本で経験したことなので、アメリカで英語で説明を受けても、どんな内容か容易に理解できたのだと思います。もし初の出産が海外だったら、もっと大変だったかもしれないな〜と思います。

 

アメリカの産婦人科 & 助産

 

アメリカ、といっても、あくまでも私が通った一箇所の病院&助産院での経験談になってしまいますが、医師もスタッフも助産師もみんなフレンドリーでいい人たちで、

非常によいお産でした。

 

日本の産婦人科は、どうしても男性医師が多いですが、アメリカは女性医師が比較的多いのが良いと思いました。

また、助産院は、やはり日本の助産院とも通じる部分があり、病院ではなくてあえて助産院で自然なお産をサポートしたいという志を持った助産師さんが集まっているので、とりわけ素晴らしいと感じました。私が産んだ助産院では8人ほどの助産師さんが勤めているのですが、どの人も親切で手厚いケアをしてくださり、安心してお産に臨むことができました。

 

Birth Plan


出産が近づいてきた頃、birth planというものを書いて助産師さんに提出しました。
Birth planとは、こんなお産にしたいです、という妊婦の要望を紙に書いてあらかじめ伝えるものです。

ちなみに私が書いた内容

 

●水中出産がいい。(水中出産用の浴槽完備の助産院だった)
●へその緒は夫か自分で切りたい
胎盤を見てみたい
●麻酔や会陰切開などはやめてほしい(助産院ではこれは普通やらないから大丈夫よーと助産師さんに言われましたが)
●第一子の出産の時、会陰が自然裂傷して後で縫う時めちゃくちゃ痛かったので、なるべく裂傷しないお産にしたい(これは日本の病院で仰向けスタイルで産んだのが良くなかったようです。第二子はスクワットの体勢で産みましたが、ほとんど裂けませんでした)
●生まれたばかりの赤ちゃんを洗う前にゆっくり抱っこしたい

など。

 


第一子は日本の普通の病院で出産しました。第一子の時はそもそもお産が初めてで事前の要望も正直あまり思いつかなかったのですが、実際にお産を経験し、次のお産はこんな風にしたいという希望が出てきました。
日本の病院では、へその緒や胎盤の処理も病院側でスピーディに行われて、綺麗に洗われた赤ちゃんをあとで抱っこ〜という流れでした。せっかく助産院で出産するので、へその緒や胎盤も見てみたいと好奇心もあり、もっと野生的な?お産を期待していました。

 

結果。実際のお産では、全ての要望は実現し、私としては大満足なお産になりました。出産はそれこそ色々な方法や考え方がありますが、実際に産むお母さんが一番納得するスタイルであることが大事かなーと思います。

 

 

 

水中出産の体験談
私は陣痛→出産までの時間が短いタイプで、助産院に着いて1時間足らずでの出産でした。着いた時はすでに子宮口7センチくらい。陣痛もめちゃくちゃ痛い。助産院に着いてすぐに、赤ちゃんの心音など必要な検査を済ませるなり、用意されていた湯船にジャボーンと入りました。お湯に浸かった瞬間に、陣痛の痛みが和らぐのを感じました。お湯の浮力も身体に楽でしたし、水中出産は本当に良かったです。難点は、ほぼ素っ裸で出産したので、写真などを撮りにくいことでしょうか。笑
産まれたばかりの息子を、(まだ胎盤も身体から出していないのでへその緒で母子が繋がっている状態です!) 浴槽のお湯に浸かりながらお互い裸で抱っこしたときの感動は忘れられません。

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胎盤を食べてみた
胎盤を見たいと要望を伝えてあったのですが、「家に持って帰りたい?」と助産師さんに聞かれてビックリ。家に持ち帰って自分の胎盤を料理して食べる人もいるんだそうです。天然のプラセンタで産後の滋養にいいらしい。(びっくり)

迷った末、じゃあせっかくなら持ち帰るかー、と後日家で加熱調理して少し味見をしました。感想は、新鮮なレバーという感じ。シンプルに塩味でたべました。普通のレバーよりも苦味が少なくて食べやすかったです。でも血まみれの胎盤を処理するのは結構大変でした。

 さすがに全部食べるのは無理で、少し味見してあとは処分しました。

 

 

 

こちらは入院中の食事。産後の食事にピザはカルチャーショックでした。乳がつまりそう…

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