星の数

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アメリカで子育て中。日々考えたことを綴っています。

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元アーミッシュの人の話を聞いて、一番驚いたこと

 

このアーミッシュシリーズも、今回で4つ目の記事になります。 

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過去記事は以下の3つです。

 

countstars.hatenablog.com

 

countstars.hatenablog.com

countstars.hatenablog.com

 

 

前回の続きで、以下は元アーミッシュの男性へのインタビュー内容です。

 

 


アーミッシュを離れるにあたって一番葛藤したことは?
自分の救いの問題だね。つまり、自分が死んだ後に天国に行けるかどうか、ということ。
アーミッシュの人たちは、アーミッシュ以外の人たちは救われない(死後に天国に入ることができない)と考えている。天国に入るには、アーミッシュの戒律を守ってコミュニティに属することが必要だと考えているんだ。
今の僕はクリスチャンだけれども、聖書には「人は自分の行いによって救われることはできない。ただイエスキリストを信じる信仰によって救われる」と書いてあって、その通りに理解している。つまり、救いは良い行い(work)によって得るものではなく、イエスキリストを信じる信仰(heart) によるものなんだよ。
アーミッシュの人たちは、敬虔でとても良い人たち(good people)なんだけど、本当に自分は死後に天国に行くことができるのだろうか?と自信がない人が多い。救いの根拠を、自分は良い行いをしているだろうか?という観点で考えているから、そうなるんだと思う。

 

 


私が今回の旅行で一番衝撃的だったのは、上記の内容でした。

 

前回の記事で書いたように、アーミッシュで生まれた子供たちは、アーミッシュの洗礼を受けてアーミッシュとして生きていくか、それとも外の世界で生きて行くか、自分の意思で選ぶことができます。そして驚くべきことに、8割以上の人はアーミッシュの洗礼を受けることを選ぶそうです。

 

私は最初にこのことを聞いたとき、どうしてそんなに大多数の人がアーミッシュとしての人生を選ぶのだろう?と感じました。やはり、生まれ育った生活スタイルやコミュニティの人間関係が大切だから、その道を選ぶのだろうか、と考えていました。

 

しかし、アーミッシュの電気を使わない生活は不便ですし、現代社会の中で彼らのコミュニティはかなり特殊な存在です。外の世界の人からは奇異の目で見られることも多いでしょうし、なぜ自分はアーミッシュなのか?と絶えず意識すると思います。

 

アーミッシュは、外の世界の人は救われないと考えている。天国に入るためには、彼らのルールを守ることが必要だと考えている」という彼の言葉に、私は驚きましたが、それと同時に、だからアーミッシュとして生きることを選ぶ人が多いのか、と納得しました。天国に入りたいから、救われたいから、アーミッシュとして生きる道を選ぶ。

 

私はプロテスタントのクリスチャンですが、イエスキリストを信じることは人生に必要だと思っています。
でも、アーミッシュの様々な細かいルールを守ることは、天国に入るために必要なことではないと考えています。私はクリスチャンで、聖書を日常的に読んでいます。アーミッシュの人達が読んでいる聖書も、翻訳は古くはあれども、基本的には同じものです。それなのに、どうしてこんなに解釈が異なるのか、考えてみました。

 

また次の記事に続きます。