星の数

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アメリカ生活、旅行、育児の日記

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私の周りのアメリカ人の友人は、自分自身ホームスクールで育った or 自分の子どもにホームスクールしている と言う人が結構多い。

ホームスクールという言葉は日本ではあまり馴染みがないが、学校に通わずに家庭で学習をすることだ。主に親が子どもに勉強を教える場合が多い。
ホームスクールはアメリカでは全州で合法とされている。(ちなみに日本では認められていないらしい)
全米の5-17歳の子供たちの中でホームスクールの生徒は、なんと157万人に及ぶ。(2016年の数字。) しかもその人数は年々増えているそうだ。

 

a2zhomeschooling.com

この間、アメリカ人の友達2人と話していたら、2人ともホームスクール育ちだということを知り、なんでアメリカってそんなにホームスクールの人が多いの?と聞いたら、こんな返事が返ってきた。

 

・アメリカの公立学校は荒れているところが多いから子供を通わせたくない。(地域にもよると思うが)
私立の方が比較的しっかりしているが、授業料が高くて通わせられない。

 

・宗教、思想的な面で、親の考え方と学校の方針が異なるので、子どもを通わせたくない。


・田舎の場合、学校が遠すぎる。

 

などが主な理由らしい。

 

 

ちなみに大学に進学したい場合は、高卒認定の試験に合格すればオッケーだそうだ。
ホームスクールをしている人口が多いので、ホームスクールをする親の集まりも地域の中で盛んで、別の親が勉強を教えることもあり、まるで小さな学校になっているそうだ。
今はインターネットもあるので、教材や必要な情報も入手しやすい。

 

【感想】


⭐︎自分の子どもにホームスクールしているという友人はすごいと感じます。
それはつまり子どもの教育のほぼ全責任を親が負うというわけで、責任重大な役目だと思います。
実は私は学生時代、教育実習をした経験もありますが、それはあくまでも学校という場で先生の顔をしているから出来るわけで。家庭の中で、一日中一緒の子どもたちと毎日向き合って、信念をもって教え続けるって、並大抵のことじゃないと思うのです。
でも、私の周りの友人は、自分の子どもにちゃんと向き合っていて、志を持って子供たちを教え導いているように見えるので、本当に尊敬します。私にはできないと感じます。

⭐︎一方で、やっぱり既存の学校に通わせることの良さももちろんあると思うのです。学校の理念や方針に共感もできて、かつ信頼して任せられるような素晴らしい先生がいるような学校に子供を通わせられたら、それが一番良いと思います。我が子には、たくさんの人と出会って成長して欲しいので、学校というシステムの方がより多くの人と接するのに適していると思います。

 

⭐︎ただ、自分の日本での中高時代を振り返ると、地域の公立学校の荒れている問題も深刻だったと思い出すので、もし自分の子供をそういう学校に通わせるくらいならホームスクールの方が断然良いのでは?と思います。思春期の心の傷って、人生の中で大きな痛みだと思うのです。いじめを苦に自殺、というニュースを聞くと本当に心が痛みます。我が子には、不要な悩みは負わせず、のびのび青春してほしい。

 

⭐︎日本で暮らしていると、学校に通っていない=不登校=悪いイメージ がどうしてもあると思うのですが、アメリカに来て、ホームスクールで育って立派に大人になってしっかり生きている友人と出会って、別に教育の形って色々あってもいいんだなーと思いました。こういう気づきや新しい価値観との出会いが、異国で暮らして得られる良い経験かもしれない。

 

以上、数年後に学齢期を迎える子供を持つ母親の独り言でした。ふー。