Anne with an E ーアンという名の少女
Netflix でAnne with an E ーアンという名の少女を観ました。
以前ブログにも書いた通り、先日プリンスエドワード島に旅行に行ったばかりだったので期待して視聴しました。
同じアパートのアメリカ人の友達が、赤毛のアンのファンだということを知り、彼女に誘われて一緒に見ました。身近に赤毛のアンが好きな友達ができてとても嬉しいです。
以下、エピソード1の感想です。(ネタバレになります。これから観るけど内容を先に知りたくない人は読まないでください💧)
●アンを演じている女の子が良かった。
容姿や雰囲気が、私の中で原作のアンのイメージに近かったです。おでこが広くて、やせっぽちで、目に力があって、表情がくるくる変わる感じが可愛いらしかったです
●プリンスエドワード島の風景が綺麗だった。
この間行ってきたばかりなので。あの時と同じ風景だー!と嬉しかったです。
●駅舎の描写が良かった
マシューがアンを迎えに行くシーン。イメージとぴったりで素敵でした。
●グリーンゲイブルズは実際と違った
この間、グリーンゲイブルズに行ってきたばかりなので。ドラマの中のおうちは、違う家でした。屋根の色も緑ではない。せっかくならもっと本物に似せてもいいのになぁ、と少し思いました。
●アンの過去の回想の描写が暗かった。
グリーンゲイブルズに引き取られる前のアンの生い立ちが暗かったです。虐待に近いような描写、孤児院でのイジメ、など。原作よりも強調されているような。
原作は、後半にアンが成長とともに華々しく成功していくので、最初のエピソードは対比として惨めさを強調しているのかな?と思いましたが、どうなんでしょう。
●孤児の身の上のつらさ
グリーンゲイブルズのカスバート兄妹は、本当は男の子を引き取るつもりだったのに、手違いでアンがやってきます。翌日、マリラは何故手違いが起こったのか確認をしに行くのですが、「おたくがその子をいらないなら、ちょうどこちらのブリュエット夫人が子守の出来る女の子を欲しがっているから、アンを引き取ってくれそうですよ」と言われます。なんだか、こんな風にコロコロと運命が変わるアンが可哀想でした。現代だったら、養子を引き取りたい場合は養育者は色々と審査を受けると思うのですが。昔は社会が貧しかったので、こういうものだったのかもしれません。
プリンスエドワード島に行った時は、「最近Netflix で新しいアンのドラマが出たけど、あんまり良くないらしいわよ」と噂で聞いたのですが、個人的には割と気に入りました。
作者のモンゴメリももう随分前に亡くなっていますが、時代を超えて今でも愛され続けているのがすごいと思います。お気に入りの作品なので、また出会えて嬉しいです。
写真はプリンスエドワード島に旅行中に飲んだ、観光用のイチゴ水。