旅行中、Anne and Gilbertというミュージカルを観ました。
赤毛のアンのシリーズでいうところの、第2冊目(アンの青春)と第3冊目(アンの愛情)を元に、お話が展開されています。
でも、ミュージカル独自にストーリーが多少改変されていました。劇だと、登場人物が多くなりすぎると話が分かりにくくなるので、そういった事情もあるのだと思います。
期待を胸に、いざシャーロットタウンの劇場へ!
私たちが鑑賞したのは、まだ観光シーズンが始まったばかりの時期でしたが、小さな劇場にお客さんは結構たくさん入っていて、雰囲気がとても良かったです。役者さんとお客さんとの距離が近い!ちょっと高いけど、真ん中の良い席でよかったなとおもいます。
我が家の感想としては、ジョーシーパイがすごかった!です。
冒頭のシーンで女生徒たちが踊るのですが、センターの目立っているあの美女は誰?アンじゃないよね、と思っていたら、なんとジョーシーでした。
アンのクラスメイトのジョーシーは、原作では皮肉屋の嫌われ者で、出番はそこまでたくさんなかったと思います。ミュージカルのジョーシーはとっても可愛くて、重要なポジションでした。アニメのジョーシーは全然可愛くないのにね… 扱いがずいぶん違う、と私たち夫婦は呟きました。笑
ギルバートも素敵でした。長身で自信たっぷりの青年、という感じで、私の原作のイメージとピッタリでした。
ギルバートが土曜日の朝に川で泳ぐ、Saturday morningという歌が面白かったです。平日は学校で仕事、日曜日は教会で日曜学校の先生、僕が唯一ゆっくりできるのはサタデーモーニングだけさ〜って泳ぐ歌です。(内容うろ覚え)
マリラやリンド夫人というおばちゃん達も、いい味を出していました。
ユーモアたっぷりのミュージカルで、あっという間の約3時間でした。
後日、ミュージカルのCDを家で聴いていたら、あの時の楽しい思い出が蘇ります。
プリンスエドワード島に行く機会のある方はオススメです。旅の良い思い出になります。